「Epicurism of Space Universe in New York」の映像とのセッション
《現代家族》
現代美術、現代音楽、現代演劇、現代文学、現代詩というジャンルが存在するのと同じように、ひとつのジャンルとして「現代家族」があっても良いという考えのもと2000年に結成された実際の家族によるパフォーマンスグループ。メンバーは「具体美術協会」の後期メンバーだった「ヨシダミノル」(2010年没)、言葉、詩を表現領域に活動する「荒木みどり」、京都を拠点に自身の音楽制作や楽曲提供、プロデュース、イベント企画などを行うシンガーソングライターの「吉田省念」、浜松を拠点に音楽活動名義「マッスルNTT」やイベント企画、印刷物の場作りユニット「ZING」などの活動を行う「吉田朝麻」。2010年ヨシダミノル没後も荒木みどり、吉田省念、吉田朝麻の3人はヨシダミノルの生前の様々な表現活動を探りながら広める活動を行い、その中で得られたフィードバックを「現代家族」という場でパフォーマンスを行う。2017年、2018年の2回にわたりニューヨークのUlteriorGalleryにてヨシダミノルが1970年代にニューヨークで行っていたパフォーマンスアートの映像の上映展示を行い、その期間中に当時の映像と共演する形での「現代家族」のパフォーマンスを行う。